| 実家パソコン、苦労してメールの設定をやったにもかかわらず、ジジババちっとも使ってくれない。メールのログ見りゃ使ってないことくらいわかるのよ。なんとも腹立たしい。ジジババ殺しのアプリケーション何か無いかしら。実は前々から考えていたものがある。ビデオチャット。
ただ自宅も実家もルータを介してしまっているため、NetMeetingでビデオチャットをやるのは不可能といわれている。まずは人気の高いEyeball
Chatを試すことにする。試すといってもまずWebカメラが2台ないことには始まらない。とりあえず1台だけ投資。もう1台は会社で使っている奴(ほとんど使ってないけど)を一時的に借りることに。
まず自分のところで試さなくちゃいけないので、1台をADSLのルーター内、もう1台をアナログモデム・ダイヤルアップしてグローバルIPを取得して送受信テスト・・・成功! 22400bpsという、今となっては情けない速度にもかかわらず、一応動いている。こういう接続なら大丈夫だと、いろんなところに書いてあったから心配はしていなかったが、動いているのを見るとやはり嬉しい。原理的にも片側がグローバルIPならば、クライアント←→サーバー通信が一応成立するから大丈夫だろうと思っていた。

では接続できない場合というのはどんな場合だろうか。一部のFirewallは通さないとは書いてあったが、一般の素直なルータ同士はどこまで対応できているんだろう。まず駄目だろうと踏んだのは、2台とも同じプライベート・ネットワークに置いた場合。こうすればEyeballのサーバーの方からは両方とも同じグローバルIPから来ているように見えるから、まともに中継処理など出来ないだろうと考えた(実験2)。ところがこれもなんとうまくいってしまった。

しかもこの状態でのデータの流れが不思議。ビデオチャットをやっていると、ほとんどのデータの流れはHubのLEDを見ているかぎりでは、ローカルで転送されているみたいだ。そのせいかビデオの品質がNetMeetingほどではないにせよ、結構いい。Eyeballのサーバーは相互のproxyになっているのではなく、おそらくは制御信号だけをやりとりしているだけ。ビデオデータのストリームはPtoPで処理されている(としか思えない)。なるほど、これならEyeballのサーバーの負荷は低減できる。しかし伝送エラーなどで制御に失敗した時など、どうなっちゃうんだろう。サーバーもクライアントアプリもかなり上手に作り込まないと難しい。
しかしまぁ実験2のような設定で動いてしまうのなら、よほどのことでもない限り、両端がブロードバンドルータであってもうまくいく筈である。ここまでの実績を背景にWebカメラを持って実家に赴く。正確にはWebカメラだけではない。拡張USB/IFのPCIカードも購入して持っていく。何せ実家のパソコンはAMD
K6の166MHz、メモリ64MB、Baby AT筐体という、遥か昔の自作PC。USBなんてない。実際の構成は下記の通り(実験3)。予想通り大成功。

おそまきながら久しぶりにCraftsmanshipあふれるネットワーク・アプリケーションに出会った気分だ。実家のPCの遅さが目立って来たが、それでも結構よく動く。ジジババも孫がチャラチャラ動く姿が見えて幸せそうである。PCの向こうならダッコをせがまれることもないしなぁ。とりあえずEyeball
Chatの起動のさせ方、ビデオチャットの誘い方をジジババに教えて帰京する。
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