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mitsuまで

 

 

新サーバー(2)

2001年10月2日

 

SmartDriveだけ初体験(それ以外は目つぶっても出来る?)

   

 時間がないなどといっていたが、前回書き上げた14日金曜の晩、さっさと取り掛かる事にする。徹夜覚悟か?

内部 (右側に2基
のSmartDrive)

 組み立てで困ることはほとんどない。唯一悩んだのは、SMART DRIVEである。何せ未経験。こんなアルミケースの中にハードディスク入れて大丈夫なの? と、かなり疑心暗鬼。

 SmartDriveに匹敵する注目のIDE-RAID部分だが、ハードディスクはプライマリのマスタ、およびセカンダリのマスタに置き、CD-ROMはセカンダリのスレーブに置いた。

 ちなみに会社でもIDE-RAIDをやっているが、同種のHDDをプライマリのマスタとスレーブに置いている。こんな置き方ではフェイルセーフに反し、パフォーマンスも落とすことは明らかなのだけど、i810チップのせいなのか何なのか、本来やりたい置き方でハードディスクをちっとも認識してくれないのである。

 i810に問題があるせいなのだろうけど、これ以来私はintelの統合チップセットを全く信用できなくなってしまい、今度LINUXでソフトウェアRAID組む時には必ず440BX使うぞと心に誓った。そして購入しておいたのがこのマザーボードなのである。成果はあった。

 あと、JustyのケースはTurbo LEDが付いているけど、もちろん最近のマザーボードにはそんなもの無いからどうしようか。結局GREEN Function LEDとつなげてしまった。後日談だがこれは結構面白かった。稼働中に電源スイッチを押すとGREEN MODEになり、緑ランプの付くのがなかなか楽しい。

 まぁ概して順調に組み上がり、1時間後には出来上がってしまった。

 

絶賛ものの静けさ

Melco WGA-TS16

 電源ON。一瞬、本当に立ち上がっているのかと疑ってしまった位、静かである。一番うるさいのはなんとMelcoのビデオカード、RIVA TNT2のファンの音である。これを消したらいったいどんな静音マシンになる事だろう。

 ハードディスクの中に消し忘れのWindows98があり、そのまま放っておいた。もちろんシステム設定やり直し。次々とPlug&Playで周辺機器を処理している。見事である。このまま2号機PCとして使ってしまおうかなどとふと思う。何でこれを全部消去して、LINUX入れ直さなきゃいかんのかなどという、本質的な疑問が頭をよぎったりする。まぁとりあえずハードディスクを含め、周辺も全て順調に動いているようだ。

 

温度管理で問題

 次にVIA C3の温度が気になる。何せヒートシンクだけだ。再起動してBIOS SETUPを表示する。50℃後半。許容温度は0~70℃なのでちょっと危ないか? BIOS SETUPのまま一晩放っておくことにした。

 翌朝CPUの温度を見る。62℃。まだ大丈夫だとはいえ、このごろの涼しい陽気を考えるとどうなんだろう。今は良しとしてもこれが7月だったら70℃越えるかもしれない。マシンの中身忘れかけた頃にまた対策考えるのは面倒だ。50℃代前半まで落とす事を目標としなければ、危ないぞ。

 あとビクビクもんだったSMART DRIVEに触ってみる。あれっと思うほど熱くない。本当に放熱しとるのか? そして驚くほど静かだ。これは素晴らしいツールかもしれない。

 

再びJunk漁り

486用ヒートシンク

 週明け、会社の中のジャンク箱を漁り、昔使っていた486CPU用の巨大ヒートシンクを発見。今使っているのの優に1.5倍はある。ダイサイズが違うのでそのままでは使えないが、付けられるのであれば放熱に多少貢献できるかもしれない。

 また、9月で本社戻りになる後輩と、新サーバーの話をしていたら、おもむろにビデオカードを拠出してくれた(職場去る前にちゃんと引き継いでおかなければ)。今は亡きNumer Nine( http://www.nine.com/ ついにWebも止まりだしたか)のFX Reality 332である。

#9 FX Reality 332

Number Nineは個人的には気に入っていて、Imagine128やRevolution 3Dといった高級カードを購入したもんだが、時代の波に勝てず潰れてしまった。Reality 332はS3Virgeを使ったVRAMたった2MBの廉価カードで、GUIやる気にはとてもなれない類ではあるが、とりあえずVGAだけ動いて静かなら、まっいいかと思う。

 さて帰宅。メルコのRIVA TNT2を外し、Reality 332を入れる。AGPスロットがもったいない・・・そして電源ON。笑っちゃうほど静かである。まともな音はケースの排気音だけである。ひょっとすると今サーバーにしているThink Pad 230Csより静かかもしれない。Think Padには今、Code Red2やらNimdaやら、世界中からワームがスキャンに来ていて、ハードディスクが休まることはない。新マシンはハードディスクがSMART DRIVEのおかげで驚異的に静かである。運用がいよいよ楽しみになってきた。

 

限りなき温度追求

Heatsync乗せる前

 

乗せた後

 次は巨大ヒートシンクである。しかし取りつけようがない。まぁとりあえず効果確認のため、筐体を横置きにし、今のヒートシンクの上にぶっきらぼうに乗せる。これで一晩BIOS SETUP画面のまま放置する。翌朝、上に乗ったヒートシンクはずいぶん温められている。CPUの温度は54℃になっていることを確認。このくらいまで下がれば安心して運用できると思う。でもどうやって装着したらいいのかわからない。いいかげんなつけ方をして、ちょっとした振動でポロリというのは避けたい。

 非常に安易な方法だが、CPUのクロックを落とすことを考える。倍率(×7.5)を変えるのは難しいため、FSBを100から66に落としてみることに。これで750MHzが500MHzになってしまう。でもきっと十分高速である。理論的には発熱量はクロックに比例するらしいから、50℃前後まで温度が下がると期待できる。これも一晩BIOS SETUP画面のまま放置してチェック。CPU温度は53℃である。これならまぁいいかと納得してしまう。巨大ヒートシンクと組み合わせれば40℃台もいけそうだ。まぁヒートシンクは将来の課題とし、とりあえず500MHzでO.K.とする。

 

Raidとパーティション

 今回の締めくくりは「Red Hat Linux 6.2J」のインストールである。なぜこのディストリビューションを選んだかというと取り立てて理由はない。強いていればRAIDが楽だからである。搭載されているソフトウェアのバージョンが古いから、7Jにすべきだったかもしれないが、手元に無いし、フリーソフトやオープンソースについては自前でダウンロードしてきてバージョンアップすればいいだろうと考えた。

 RAIDとパーティションの構成については、悩んでしまった。

1:

何故世間の人たちはいろいろとパーティションを切りたがるのか。/とスワップ領域だけあればいいではないか

2:

スワップパーティションはひょっとしてRAID0(ストライピング)でもいいのではないか。RAID0のほうが速い

これらについて@it掲載記事によれば
BIOSやローダーが認識できるのであれば、/とスワップ領域だけでとりあえずいい
スワップ領域は64MBもあればいい、ほとんど使われない

ということで1は○、2はどうでもいいということになった。IDEのソフトRAIDなので、ホットスワップ未対応、片方がこけたらシステム止めざるをえないから、RAID0でもいいはずだが、もともとそんなに重要じゃないパーティションのようだから、RAID1で普通にやることに決めた。最終的なパーティション構成は以下のように。

[root@svr mitsu]# df
Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/md0 39334264 1645652 35690536 4% /

[root@svr mitsu]# 

 上の df はスワップ領域を表示しないけど、/dev/md1 で RAID1、64MBにしている。また、4% Usedは下記記載のインストール&引っ越しした後の値である。念のため。

 次にハードウェアの認識。Windows98に比べればぎこちないが、それでも対応ドライバを適切に探してきているようだ。問題のビデオカードも一応動作チェックが出てくる。よくできていると思う。

 終わりにインストールするものを決める。ほぼ全てフルインストール(NetWareサービスはさすがにいらない)となる。それでも全ハードディスクの3%しか使わない。さすが40GB。あと注意すべきは「グラフィカルログイン」を選択するか否かである。これはNOにしておいた。YesにするとRunlevel 5でX-Windowが動きはじめる。Xの設定は面倒だ。とにかく動かしたいからこれは避ける。Noを選べばRunlevel 3になる。もちろんこの設定はあとで/etc/inittabを編集すればいかようにもなる。

 さてインストール開始。500MHzに落とされたCPUだが、快調に動きはじめる。8倍速ジャンクCD-ROMも問題なし。

 再起動。RAIDを認識してくれるところは会社では見飽きているが、家で見るとまた格別。予定通り login: が表示される。

・・・以下、内容変更して次回まわし

その他、Code Red~Code Red 2~Nimda

 Think Padサーバー君はネットから侵入しようとするワームに反応し、Apacheのログを丁寧に掃き出している。ワームはわずかな期間のうちに上記のように進化し、Nimdaに至っては掃き出すエラーログもべらぼうである。こんなもんでディスクがいっぱいになりシステムが落ちたら笑い物で、早く新サーバーの余裕環境でログを見たいものである。

 また、Think Padのhttpサーバーはアクセス元ドメイン探しのため、IPアドレスを逆引きしている。最近のワームアクセス元は大抵韓国or中国なので直接逆引きはできない。国内の場合は大抵 .ne.jpで、すなわちプロバイダアクセスのパンピーである。

 ところが昨日、某大型企業のドメインから、Code Red 2のアクセスがあった。その企業には勿論、Webで通報しておいたが、おそらくはネット直接続環境で不用意にWindows2000サーバーをインストールしたため、たちどころにCode Red 2に感染したものと思われる。ただ本日現在、向こうから何の回答もないので実際はわからない。その代わりに Code Red 2感染IPから telnetと思われるアクセスがあった。頭にきたのでApacheに当該IPからのアクセス拒否をただちに設定した。

 さて、今時Code Red 2とは奇異な気もするが、実際Nimda全盛の今であってもCode Red 2のスキャンは消えない。Code Redの後にCode Red 2が出た時はたちどころにCode Redは滅ぼされたが、これは何故か。おそらく共に同じセキュリティホールを突いたワームであるため、繁殖力の強いCode Red 2が片方を駆逐したのだと説明できる。

 一方NimdaはCode Red 2の作るバックドアを当てにした繁殖をしており、自身に当該セキュリティホールを突く機能はない。セキュリティホールのある機械がネットに次々と置かれる間はCode Red 2はそれらに感染しようとする。nimdaはCode Red 2の作るバックドアから侵入し、そのCode Red 2を破壊するが、Code Red 2の餌場を先回りして荒らすことはないので、Code Red 2は生き延びているのだと説明できる。